Hannah Fry’s book ongoing
7割がた読み進めてきた。アルゴリズムが人間の生活や社会に深く関わる時代になっているをことを、Justice、Data、Medecine、Car、Crimeなど分野における実例を見せながら説明をしている。私がこの手の本を読む一つの目的は、一般的な分野での事例を手早く知ることができるからである。Data、Car、Medecineの事例は知っていたことが多かった。JusticeとCrimeの分野における事例は初めてのことも多い。犯罪を犯した人間がbail(保釈)たprobation(執行猶予)を受けるとき、現状では、審査員による裁量の幅、というか判断のぶれが非常に大きいらしい。アルゴリズムの判断をガイドとして用いることで、一つの基準を示すことができるようになる。Medecineの分野で、IBM Watsonの利用がそれほど進んでいないことを、わかりやすく説明している。
この本は2018年9月6日の出版で、KIndle版は1510円。日本語訳は、「アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか」というタイトルで2021年8月24日に出た。1870円。あまり価格差がなかった。